ブルースCDガイドブック / 小出 斉
昔の録音も続々CD化の進む現在、ブルース聴こうと思う人は、これを買っておくとむちゃくちゃ重宝するでしょう。
自分もそうでした。
全部で約2000枚の情報が載っており、内ジャケット写真付きが1000枚。更に大推薦盤として88枚が選ばれています。項目は、以下の12項目。
- シカゴ&デトロイト・ブルース
- テキサス&ウェストコースト・ブルース
- モダン・ブルース
- サザン・ブルース
- イーストコースト・ブルース
- ルイジアナ・ブルース&ザディコ
- ニューオリンズR&B
- ジャンプ&ジャイブ
- リズム&ブルース
- 戦前ブルース
- 戦後カントリー・ブルース
- ゴスペル
白人のブルースロックはそれほど載ってないですが、R&B系も間口広く載っており、初心者からマニアまで楽しめると思います。妙なクセもアクもないし、すっばらしい本でしょう。
ブルース・インターアクションズ社 1995年刊
ブルースの歴史 / ポール・オリヴァー
著者は、ブルース研究家でイギリス人。オリジナルは'69年に出てます。
ちょっと堅苦しい感じもしますが、珍しい昔の写真や、ポスターなんかが豊富に載っていて
おもしろいです。この本が書かれたのは、白人がブルースをかなり聴くようになって10年足らず
の時期なのに、よくこんだけ詳細なデータ調べ上げたもんだと思います。
読むといかにもブルースにハマってる気分になれるし、いい本です。
晶文社 1978年刊
ディープ・ブルース / ロバート・パーマー
著者は、歌手ではありません。(初めはそうかと思いました。)アーカンソー州生まれで、音楽評論家、プロデューサー、ジャズロックバンドのサックス等をやってたそうですが、近年亡くなりました。
目次は次のとおりです。
- 起源
- 鉄道線路のように冷酷な心
- モジョ・ハンド
- シカゴの活気
- キング・ビスケット・タイム
- この部屋を出ていくよ
- リズムの王様
戦前デルタ・ブルースから、50年代のシカゴブルース、戦後の南部のブルースなどを多くとりあげていて、プリミティブかつ土臭いのが好きな人にはうってつけでしょう。チャーリー・パットンの演奏技能についての音楽的な分析とかも、詳細なものですし(私は読んでもあんまり理解できなかったけど)、買って損はないでしょう。
歌詞や、ブルースメン同士の交流もかなり描かれています。
JICC出版局 1992年刊
1999/7/1
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