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10.
電源の交換
電源の選定で一番問題となるのは、X68000の筐体のサイズです。
今回のシステムでは、Athlon64を使っているので、できれば300W以上のハイパワーな電源が欲しいところです。
前回の電源改造では、200Wの通常のATX電源を解体して、放熱板を折り曲げて、なんとかX68000に内蔵できるサイズにして使っていました。
とりあえずどんな電源があるか、近所のソフマップに行って調べてみました。
できれば、小型でハイパワーな電源が欲しかったのですが、適当なものがありませんでした
(予算的な問題もあったので)。
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そこで見つけたのが、このセール品の格安400W電源。
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400W電源
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ファンのすき間から中をのぞいたところ、特に巨大すぎる部品もなく、これなら分解して使えそうです。
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また、箱に記載のスペックを見て、必要となる各電圧の電源容量などに問題ないことは確認しました。
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スペック
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というわけで、この電源をゲットです。
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さて、家に戻ったら、さっそく分解です。
しかし、放熱板は、予定より1cmも背が高く、肉厚のアルミで、曲がりそうにありません。おまけに、背の高いコンデンサもついています。
しかたがないので、2つの放熱板の背の高い方を切り詰めることにしました。
これには、金鋸を使います。当然、アルミの屑が飛び散りますので、放熱板以外の部分は、ビニール袋などで密閉して、アルミ屑が入らないように注意して切断作業を行います。
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下の図は、背の高い方の放熱板(左側)を切断した後の図です(電源を壊さないように、地道にギコギコやって、2時間程度かかった)。
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放熱板(放熱板切断後の様子)
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放熱板を切り詰めたものの、コンデンサは切り詰めるわけにいきません。
そこで、やむなく、筐体に穴を開けることにしました。
対になっているタワーの内側
(キャリングハンドルがあるあたり)の、外からは見えにくい部分
(右図のスピーカのあたり)に、コンデンサと放熱板用の穴をあけます。
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電源設置予定地
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直線部は、アクリルカッターで切断します。X68000の筐体はかなり柔らかいプラスティックなので、簡単に切断できます。
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直線の加工
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アクリルカッターで切断しにくいような、曲線部分は、ピンバイスでミシン目を付けるような感じで、穴をあけていきます。
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曲線部の加工
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というわけで、きれいに切り取れました・・・
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切断完了
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しかし、そこにはキャリングハンドルの「横棒」が!
当初、キャリングハンドルはU字型で、中央部分は空いていると思っていたのですが、そうではなく、Uのような形になっていたのでした。
どちらにしても、それほどツインタワーの間に放熱板とコンデンサーを飛びださせるつもりはなかったので、とりあえず、大丈夫でした。
また、この「横棒」に引っかからないように放熱板とコンデンサの高さを調整すれば(筐体から飛び出す高さが3mm程度)、キャリングハンドルは、今まで通り出し入れすることが可能です。
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次は、電源を設置します。
放熱板とコンデンサがツインタワーの中央部分を向くようにひっくり返して設置します。
実際には、プリント板の四隅の穴を使って、これまた適当に切り出したパンチング板に固定します。
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ファンの取り付け前
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400W電源は結構熱くなるので、熱対策も必要です。
当初、X68000標準装備のファンで排気しようとしたのですが、どうも熱がこもってしまうようなので、以下のように改造しました。
具体的には、HDD吸気用の3連ファンを使います。
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ファンの取り付け後
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書くのを忘れましたが、X68000標準の旧電源ボックスは邪魔なので、小さく切ります。電源のスイッチとサービスコンセント、アース端子だけを残してあります(上図の右端の弧を描いている部分)。結構硬いので、電気ドリルでミシン目をつけてから切断します。
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エアフローとしては、右図のようになります。
電源を密閉して、筐体内の空気を3連ファンで吸い込み、上記で切断した放熱板&コンデンサ用の穴から筐体外に直接排気します。
これで、左タワーも、「ちょっと暖かい」程度におさまりました(でも、右タワーの方が温度は低いです)。
ちなみに、ツインタワーの間に指を入れてみると、暖かい空気が出てくるのが分かります(普通に使っている分には、空気が出ているなどとは分かりません)。
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電源まわりの空気の流れ
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