〈医者探しに気苦労〉

●お医者探しに気苦労しました
〜「薬の使えない面倒な患者」として扱われ〜
(7.2/00―にゃんこさんのメールより)

 はじめまして。37歳女性です。
 このホームページは、わかりやすく、そして同じ悩みを持つ皆さんからの情報がいただけて、とてもためになります。
 私はもう何年も喘息の症状はなく安心していたのですが、先日、風邪をこじらせたら久しぶりに呼吸の苦しさを感じました。喘息の再発でした。熱も出て夜中に胃腸が痛み、病院のお世話になりました。そして、ついには仕事に耐えられなくなっている自分に気付き、結局は仕事を辞めました。
 私はストレスを溜めやすい性格で、その上、仕事は技術系接客業というストレスの多い職種だったのです。それを20年近く続けてきたので負担がかなり蓄積されていたのだと思います。もう副腎皮質からホルモン出し切った……そんな感じでしょうか? そしたら吸ステがよく効きそうですが、いかがですかね?(笑)
 AICHANさんも喘息で失業されたことがあるとか。コントロールできない体ほどもてあますものはないですよね。
 私のまわりには喘息に悩んでいる人がいないので、『Zensoku Web』で紹介されている皆さんの声や情報は本当に心強いです。一時は落ち込みましたが、ずいぶん励まされた気がします。
 ところで、先日、『Zensoku Web』を見ていて、薬にとても過敏に反応なさるという方のメールを目にし、「あああー、これは私の今の状況に似ているかも」って思ったのです。それがきっかけでこのメールを書いています。
 ユニフィル(気管支拡張剤)では手の震え、ホクナリンテープ(気管支拡張剤)では動悸がしていました。その後、副作用があるようだから気管支拡張剤は使えないとお医者さんに言われ、オノンカプセル112.5ミリグラム(抗喘息薬)、セレスタミン錠(経口ステロイド剤)、フルタイド200(吸入ステロイド剤)を処方されましたが、何に反応したのか寒気がして、熱を計ってみたら37度7分ほども出ていました。おまけにひどい下痢と嘔吐に悩まされました。
 薬をやめてみたら手の震えも動悸も下痢も熱もすべて収まりました。ということはやはり副作用? お医者さんに聞いてみたら「それは考えにくい」とのこと。でも、気管支拡張剤は手の震えや動悸を起こしますよね? 経口ステロイド剤は胃腸に負担をかけませんか?
 お医者さんって副作用をあまりお認めにならないですね。そう感じました。勝手にお薬をやめるといけないと思い、今回も病院に電話して指示をいただこうとしたんですが、喘息薬が使えない面倒な患者……そんな感じの応対をされてしまいました。「具合が悪ければやめるしかないでしょう」と言われたんですが、ほんとに面倒くさそうなんです、受け答えが。私もこれを機にこの個人病院とはさよならだと思いましたし、もめるのは損ですので何も言わずに電話を切りました。
 その後、いい病院に巡り会えてフルタイドもちゃんと出してもらえましたが、このときはこれからどこの呼吸器科に行けばいいんだろうとずいぶん悩みました。そんなに混んでいなくて、家から遠くなくて、呼吸器科だけでなくアレルギー科もあって(白樺のアレルギーもあるもので)、そして患者の話をよく聞いてくれるお医者さまのいるところなんて……。そんなによいことづくめの病院なんてそうないですからね。総合病院ではほとんど無理ですよね。
 実は母も呼吸器が悪く近くの総合病院に通っています。私の喘息が再発したとき、母は自分と同じ総合病院で診てもらえばいいと言いました。でも、副作用のことを認めない先生のことを私が批判気味に話したら、そんなことを自分の先生に言われたら困ると母は心配しはじめました。設備が整っているので娘にも総合病院に通わせたい。けれども、自分の先生を批判されたら困る。それでもし先生ともめるようなことがあったら診てもらいにくくなると母は言いました。その先生はいつもとても忙しそうで、母が言うには「余計なこと言うと叱られる」とのことです。
 私としては無理して母と同じ病院にかかりたくなくて、それで他の病院を探しました。そんなこと気にしながら診察を受けるのは嫌でしたし。ちょっとばかりお医者恐怖症みたいにもなってもいました。
 でも、新しく見つけたのはいい病院でした。先生は話をよく聞いてくれました。初診のとき、今までの経緯をいろいろ聞いてくれて、何でもカルテに記入してくれていました。先生のデスクにはいろいろな種類の吸入薬がたくさん置いてあり、なんだか安心しました。
 薬はフルタイド200を14ディスクいただきました。薬の副作用で困ったという話をしたせいか、処方された薬に飲み薬は一切ありませんでした。「フルタイドだけで大丈夫」ということでした。
 呼吸機能等の検査を3種類ほどしたところ、「多少気になることはあるもののそれほど悪い状態ではない」ということでした。ホッと一安心です。2週間後の診察の予約をして帰ってきました。
 ただ、フルタイドの吸入を始めたら、咽の痛みや声のかすれ等が出てきましたので、1リットルの水でしっかりとうがいするようにしています。『Zensoku Web』の皆さんの情報を見ながら自分なりに工夫しています。
 私は水の中を歩くのがすごく好きで、今まではよくプールに行っていました。ほどよい疲労感が気に入っていまして。でも、喘息の治療を本格的に始めた今、しばらくはプールを我慢しなくちゃいけないかなと考えています。どうなんでしょう? やはりダメですよね? 泳ぐのはまだきついですね。次回の診察のとき、お医者様に聞いてみようと思います。AICHANさんは何か体のためになさっていることはありますか?
 長々読んでくださってありがとうございます。にゃんこが好きにもかかわらずアレルギーで飼えないにゃんこでした。

P.S
 そうそう。7月16日、札幌の朝日ホールで喘息のフォーラムみたいのがあるのは当然ご存じですよね?(私はAICHANと同じく札幌に住んでいます) 朝日新聞社主催のグラクソ・ウエルカム社(吸入ステロイド剤を扱っている製薬会社)のセミナーです。行ってみようかと思い申し込んだのですがまだ返事が来ません。
 この際、夫にもこの病を理解してもらうべく連れ出そうと画策しています。
 (再発ですね。喘息は症状が軽くても徹底的に治しておかないと再発することが多いようです。お仕事までお辞めになって、相当に大変な状態になったのだと察します。話をよく聞いてくれるいい医師に巡り会えて、フルタイドもゲットできて、ラッキーでしたね。話をよく聞いてくれる医師が一番ですよ。そういう医師は、喘息について詳しくなくても、患者が望めば吸入ステロイド療法をしてくれることが多いようです。それにしても、副作用について「それは考えにくい」とは、前の医師はホントに医者なんでしょうか? ユニフィルかホクナリンを使うと手の震えや動悸がしますし、セレスタミンを飲めば下痢や微熱になることもあるはずです。なんかショックですよね。それに、薬に敏感な患者さんを敬遠するなんてひどい医者です。まあ、でも結果としていい病院にたどり着けたわけなので、とにかくよかったです。喘息はフルタイドさえあれば治療できますが、発作が出る状態ならユニフィルやホクナリン等の気管支拡張剤も必要です。副作用がひどいときは少な目に飲めばいいと思います。ホクナリンテープなら半分に切って使ってみるとか。発作を出たままにしておくと喘息はさらに悪化しますから、苦しいときは苦しいままにしておかないことが大切だと思います。ネコちゃんは、喘息が治ったら飼えますよ。そうなるためには今のうちに徹底的に治しておくことです。運動はやめといたほうがいいと私は思います。治りかけのときに気道に余計な負担をかけて炎症が再燃したら元も子もありません。再発したのは喘息が完治していなかったせいだと思いますが、長年の無理がたたったことも確かだと思います。体に負担をかければ喘息は確実に悪くなります。無理しないで治療に専念することをお薦めします。グラクソ・ウエルカムの喘息フォーラムは楽しみですね。出席できるといいですね。ご主人を連れ出しますか。いいアイデアです。家族の方にも喘息を理解してもらういいチャンスだと思います。家族の理解がないと喘息の治療はなかなか難しいですからね。成功を祈ります―AICHAN)


メニュー | 喘息VOICE | 喘息TOPICS| 喘息のバカやろう | 喘息でも元気だ | 喘息の吐息 | 早わかり"喘息" | リンクページ